2026年1月28日 9時50分38秒 (Wed) 上司としての『安全行動』の落とし穴

おはようございます。
メンタルコーチ いじまけいこです。

先日、ある企業の役職者の方とのキャリアカウンセリングがありました。
部下を持つご苦労が伝わってきます。
あー自分にあったなぁと、その大変さに共感できることが多々あります。

で、気になった言葉が
「部下の行動をずっと観察していて、そこからの気づきを部下に伝えている」という内容を
とても自信たっぷりに、当たり前のように、正当化しているような、言い方だったのです。


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まあ、過去の自分もそうだったかもしれませんが、
NLPを学び身に着けていくと、
『ちょっと・・・かなり・・・違うよなァ』となります。

キャリアカウンセリングの私の見立てと支援の方向性は
この人に、自他共に納得がいく指導の在り方に気づいてもらい実行できるようにすること、としました。

NLPでも【キャリブレーション】は重要ですが、
それは【観察】までの話で、あくまでも【地図は領土ではない】し、
観察をヒントに次のメタモデルやミルトンモデルを活用して、互いの地図を領土に近づけていくことが意味がある。

この役職者の話を聴いていて、この方の中にある不安に気づいてもらおうと考えました。
不安があるから、今自分がやっている行動を正当化してでも辞めたくない、その理由があるのです。

さて、私たちの中には「安全行動」というものがあります。

 

「安全行動(Safety Behavior)」とは、
不安や恐怖を感じる状況において、その不安を軽減したり、恐れている最悪の事態を防いだりするために行う行為のことです。
ビジネス上でよくやってしまうことに、こんなことがあるかもしれません。

「仕事がうまくいかないかもしれない」という不安を打ち消すために行っている以下の行動が
その「安全行動」にあたります。

□ 過度な先回り指示:締め切りのはるか前に完成させることを部下に求める。
□ マイクロマネジメント:部下の行動を逐一監視する。
□ 権限委譲の拒否:何でも自分で全てチェックし、修正する。
 

これらの行動をとると、人は一時的にホッとします。
仕事なら、「よし、これでミスは防げた」「自分が管理しているから大丈夫だ」と
安心感を得られるからです。
そう、これがこの行動をやめられない理由です。

そして、この「安全行動」がたまたまうまくいって入れは
「自分の先読みが的確だった!」となり、小さくて多い気の回しは報われた気がしますが、
うまくいかないときも無きにしも非ずです。
「自分がいなければ大変だ。自分がミスってしまったら最悪だ!」
となり、部下も依存させてしまい、自分だけが大変だというスパイラルにはまり込んでしまいます。

このように【二月病】になってしまう人も少なくないようです。

ちょっと自分の「安全行動」度を、振り返ってみる時期かもしれませんね。

 

今日もいい日でsnow