2018年2月21日 13時15分19秒 (Wed) 落語は『見えるNLP』

北海道には固定された演芸場が無いので、なかなか落語や漫才などを気楽には見に行けないですね。
浅草演芸場はいつも誰かしら観客がいて、「こんな時間のつぶし方ができるなんて、粋だなあ・・・」なんて思います。
笑いを日常生活に溶け込ませるなんて、スゴイ発想だと思いませんか?
さてさて、それでも、漫才の方も落語家の方も、札幌で講演の機会が増えているように感じます。
ということで、昨夜は寄席に行ってきました。
しかも、落語だけの寄席です。
落語は250~260年もの歴史があるんですよ。
江戸時代の日本で成立し、現在まで伝承されている伝統的な話芸の一種です。
落語の最後に「落ち(サゲ)」がつくことがひとつの特徴だそうで、
「落としばなし」略して「はなし(噺)」ともいうそうです。
実は、江戸の長屋暮らしの文化やマナーは非常に高いコミュニケーション力の基本なんです。
よく勉強させてもらっています(笑)
そして、NLPの視点からみると、
落語はNLPのテクニック満載で、『見えるNLP』だと思っています。
・空間のアンカーを使って、何人もの人と区別し演じている
・登場人物のステートを溢れんばかりに表現している
・言葉のデザイン力がスゴイ
・噺の構成[編集]がプレゼンテクニック満載
・五感でフルに表現し、見ている人の五感に大きな影響を与えている
・リフレーミングで最終的には「良い話」「登場人物にとって役立つ結末」になる
あげるときりがないのですが、
NLPを学んで、やっていきたいことの技法と知識がたっぷり入っているのが落語なんです。
少々荒っぽいですが、そんな視点で落語を見てみると、
またそれはそれでいろいろな発見があるものです。
一人の落語家が何人もの人に見えるし、違和感もない。
逆にどんどんはまり込み引きずり込まれていく、さすがプロの話術を堪能してきました。
NLPのテクニックや理論を教えるときに、なんちゃって落語家になって伝えることがあるのですが、
昨夜は林家たい平師匠と三遊亭小遊三師匠の二人会、やはりスゴイです。
拝聴している間は、その世界に行ってました。
「井戸の茶碗」と「寝床」という落語の世界で、その空間と時間にはまっていて、
実はその間はNLPのことは全く考える暇はありませんでした(笑)
いやいや、素晴らしい芸術の世界でした。